WFDA-JAPAN - Contest Schedule -2007 ALL JAPAN FAST DRAW CHAMPIONSHIP in TOKYO
ルール説明
ALL JAPAN FAST DRAW CHAMPIONSHIPの説明

2007 ALL JAPAN FAST DRAW CHAMPIONSHIP in TOKYO
WFDA-JAPAN Chairman Sanctioned

日時:

2007年10月 7日(日) 8日(月・祝)
 7日:エントリーAM9:00、開会式10:00〜終了次第競技開始
 8日:集合AM9:00、競技開始10:00

場所: 太陽サパールビル8階大ホール
埼玉県川口市栄町3-8-14
048-252-1511
※JR川口駅より徒歩3分
スタイル: Traditional Style

種目: 7日
 S/B 8" 5of7 スタンディング・ブランク 7発中ベスト5発
 S/W@8' 5of7 スタンディング・ワックス 7発中ベスト5発
8日
 D/B 8" 3of5 ダブル・ブランクス 5セット中ベスト3セット

※試合はインデックス、エリミネーションスタイルで行います
※総合成績はS/B・S/W・D/Bの成績をポイント制にて合計し算出

オプションイベント:支部対抗団体戦 "Tombstone"
 エリミネーション サミング スタイル S/B 8" 1of1 1X
エントリー料: 13000円 (WFDA-JAPAN会員は12000円)

主催:
主管:

WORLD FAST DRAW ASSOCIATION - JAPAN
WFDA-JAPAN KANTO BRANCH
お問い合わせ:
協力: ピーメイ・クラブ、TEAM IRON EAGLE、ガンスリンガーズ、ペイルライダース
チームかわごえ J.C.A.S.T.
協賛: ■(株)ハートフォード■ (株)タナカ■(有)アップル■(株)ファニー■(株)東京マルイ
■(有)ケー・ティー・ダブリュ■(有)ケイエム企画■ウエスタンレザー■ CAROM SHOT
■サンコー(株)■NEW MGC福岡店■エンテン(株)■(株)カネコ■ガンレザーAZ
■(株)ディエスアイ■J−FACTORY■ホビーポート・カタヤマ■ROCKMAN WORKS
■LEATHER ART KEIN■フリーダム・アート■ホッタワークス■アメリカンレザーWYOMING
■POWWOW■(有)ゴールドラッシュ■(株)IMAGIAプログラミング■はちどり
■カントリーストア501■クロスファイアポイント■DJANGO■アシスト■月刊Gun
■月刊アームズ・マガジン■月刊コンバット・マガジン■(順不同・敬称略)

▲Top
【ルール説明】
○ルールはWFDA−JAPANオフィシャルルールに基づきます(詳細はルールブックをご覧ください)。
○エントリー時にガンチェック、カートリッジチェック、ホルスターチェック、弾速測定を行います。

○銃(Gun)について

0 いかなる場合でも銃刀法に違反するものを使用しないこと。
1 ウエスタン・スタイルのシングルアクション・リボルバーを使用すること。
 口径は最大45口径(.45)を使用する。
 6連発の銃で、色は黒、ブルー、クローム(ニッケル)等の銃らしい色にすること。
2 バレルインサートを加工してないもの。バレルの長さは45/8インチ以上あること。
3 トリガーガードは削ってもいいが、削りとってしまってはいけない。トリガー幅はトリガーガードよりはみ出てはいけない。
4 シリンダーノッチは深くしてもよいが、貫通させてはいけない。
5 ハンマーの高さはフレームのトップから1/2インチ以下とし、幅も中心から1/2インチを越えないこと。
6 ハンマーは銃に適切な衝撃を与えた状態でもフルコック及びハーフコックの位置でホールドされなければならない。
7 すべてのパーツは組み込まれ、機能しなければならない。サイトは取りのぞいてしまってもかまわない。
8 ガスガンは代替フロンガスを使用するもので、プラスチック製の6oBB弾(東京マルイ製0.2g支給)を
 発射するものとする。不要なパワーアップをしたものは使用できない。金属製のアウターバレル、フレームの
 使用は認められない。

※ 今大会は改正銃刀法猶予期間終了後の初めてのオールジャパンの大会となります。WFDA−JAPANルールに
 ありますように「いかなる場合でも銃刀法に違反するものを使用しないこと。」を厳守されますようお願い致します。
 今大会ではASGK 簡易弾速測定器を使用して3発計測し、3発の全てが0.8Jを超えてはならないことと致します。
 但し、簡易弾速測定器にて0.8Jをオーバーした場合、クローニー弾速測定器にて再計測し判定いたします。


○弾薬
1.ブランクロード(モデルガン)
 a.火薬量は市販のモデルガン用キャップ2発までとする。
 b.キャップ以外には何も入れないこと。
2.ワックスロード(ガスガン)
 a.弾は東京マルイ製のプラスチック製6oBB弾(0.2g)を主催者より支給致します。
 b.ガスは市販の代替フロンガス(HFC−134aなど)を使用する。


○トラディショナルスタイル ホルスター
1 ホルスターは構えた状態で横から見たときに、フレームの付け根からバレルの全部とシリンダーの50%を
 カバーしなければならない。
2 スウィベルホルスターやブレイクオープンホルスターなどは使用できない。
3 銃とホルスターはシューティングスタンスにある間、垂直面に対して35°以上傾斜させてはならない。
 (サンクションコンテストではアングルゲージを使用する。)
4 ホルスターはウエスタン・スタイルで、上部と底は開口していなくてはならない。
5 ホルスターは銃にフィットしていなければならない。いわゆる「バケットブーツ」や「スピードブーツ」は使用できない。
 ブーツトップの内側の長さは、ライナーも含んで、幅2インチ以内、縦3インチ以内とする。ブーツの身体側のリップは、
 選手の身体から31/2インチより離れないこと。
6 ホルスターは「タイダウンストラップ」を足に締めなければならない。ホルスターの底は、スペーサー無しで、
 足に接していなければならない。
7 ベルト部分はウエスタン・スタイルで直線的でなければならない。ドロップベルトは使用できない。


○ターゲット
1.ワックス ターゲット
 a.スタンダードシルエット(Standard Silhouette)
   スタンダードシルエットは縦 30 1/2インチ 横 14 1/2インチの長方形のボディに8インチ×8インチの頭部を
   つけたものである。ターゲットの一番上が地面から170cmの高さになるよう設置する。
   ターゲット本体は黒色にし、周囲1インチに白色のボーダーラインを引く
   シグナルライトの窓の直径は3インチ以上とする。
2.バルーンターゲット(Balloon Targets)8インチ
 a.バルーンホルダーはバルーンの一部がターゲットホルダーの表面に出るように組み立てなければならない。
   しかし、表面に出たバルーンの直径がそれぞれ8インチを越えないようにしなければならない。
   シグナルランプはバルーンの中央の上方に設置しなければならない。このときランプはバルーンの端から
   6インチ以内の高さにする。シグナルランプ用の窓の直径は3インチ以上とする。
   バルーンホルダーはスタンドの垂直上の位置に設置する。
 b.バルーンはWFDA-JAPANオフィシャルバルーン(ハートフォード製)を使用。


○ブランク イベント(モデルガンによる競技)
1.スタンディング・ブランク(S/B)
 a.バルーンのセンターの位置は、普通に立った状態での選手のガンベルトバックルより下にしてはいけない。
   選手はバルーンスタンドに歩み寄り適切な高さになるよう調整をする。また、今回の大会からこのバルーンと
   ガンベルトバックルとの位置関係はシューティングポジション時にも同様に適用致します。
 b. シューティングラインからターゲットプレートまでの距離を40cmとする。シューティングラインから「SET」の状態で
   銃側の足・銃・ホルスターのいずれもがラインより後ろにあること。
 c.1回のDRAWにつき発射は1発とする。発火しなかった場合のリカバーショットは認められる。
   発火したのに2発目を撃つとペナルティで1秒与えられる。

2.ダブル・ブランクス(D/B)
 a. ダブルブランクスターゲットのセンター間は40cmとする。ターゲット間中央正面の、14インチ×14インチの
   正方形がシューティングプレイスとなる。
 d.選手の銃はホルスターに収められた状態のときに、上記の14インチ×14インチの正方形上になければならない。
 c. ミスに対するペナルティは一つのターゲットにつき最高1秒とする。両方のターゲットにヒットのときは
   第2ターゲットのタイムを採用する。
 d. ターゲットは右利きの選手の場合は左(第1ターゲット)から右(第2ターゲット)を撃つものとする。
   左利きの選手の場合はこれと逆になる。


○ワックス イベント(ガスガンによる競技)
1.スタンディング・ワックス(S/W@8')
 a.シューティングラインからターゲットプレートまでの距離を8フィートとする。シューティングラインから
   「SET」の状態で足・銃・ホルスターのいずれもがラインより後ろにあること。
 b.1回のDRAWにつき発射は1発とする。発射しなかった場合のリカバーショットは認められる。
   発射したのに2発目を撃つとペナルティで1秒与えられる。


○選手の資格
◎選手は銃器がたとえモデルガン・ガスガンであっても実銃同様の取り扱いをし、安全確保に
 努めなければならない。(銃口方向、装弾の確認など)
◎コンテストではスポーツマンシップに則った行動をとらなければならない。また、試合を混乱させたり
 遅らせたりするような行為をつつしまなければならない。
◎選手は各人の責任により試合に参加する。怪我・事故等の場合、主催者は緊急処置を行うが、
 それ以上の責任は問われないものとする。
◎選手は、なるべくウエスタン・スタイルの格好をするように努める。
◎選手は、コンテストでは進行がスムーズにいくよう協力しなければならない。自分の射順を把握し、
 事前に準備をしておくこと。
◎コンテスト中すべてのシューター、ジャッジ、バックアップは目を保護するゴーグルの類を着すること。


○セーフティルール

◎全選手は、セーフティルールを熟読し理解しなければならない。
 セーフティルールはルールの中で最も重要なものである。
 もしこのルールを破った場合は、コンテスト失格となる。


●選手禁止事項
1 試合中または試合前にアルコールや薬物を服用してはならない。
2 シューティングエリア及びドライファイアーエリア以外では、銃はホルスターやケースに入れておかなくてはならない。
 ただし、調整、修理、クリーニングの場合をのぞく。
3 違法性のある銃・弾をコンテスト会場に持ち込まない。
4 如何なる状況にあろうとも他人に銃口を向けてはならない。
5 ホストによるデモンストレーションの要請がない限り、ガンスピンなどのガンハンドリングをしてはならない。
6 シューティングライン(firing line)以外での発射を禁ずる。
7 スコアテーブルのオフィシャルを妨害しない。
8 銃を手にして、シューティングラインを離れたり、振り向いたりしてはならない。
9 シューティングラインにいるとき銃口は下に向けておく。


●競技中の失格事項
銃への装弾(load)及び抜弾(unload)は射線において、銃口を標的側(down range)に向けて行うこと。
ダウンレンジに人がいるときは、銃はホルスターに納めておかなければならない。射線を離れる前に
抜弾(unload)し、シューターはオフィサーに銃が空であることを示さねばならない。セーフティチェックの前
及び最中は、銃口を標的側に向けておくこと。



▲Top
【ALL JAPAN FAST DRAW CHAMPIONSHIP の説明】
"THE FASTEST SPORT IN THE WORLD"この言葉がもっともよくFAST DRAWをあらわしているといえましょう。
FAST DRAWとは、Old Westのガンファイトに起源を発する拳銃の早撃ち(正確には抜き撃ち)競技です。
アメリカでは1950年代から本格的に競技が始められ、日本では70年代に始められました。
現在は"World Fast Draw Association"が組織され、アメリカ各州、カナダ、そして日本などに支部があり、
FAST DRAW全般に関わる活動を行っています。

競技は、西部劇でよく使われるシングルアクション・リボルバーを使って行われます(主にColt SAA、
Ruger Blackhawk等が好まれています)。アメリカではもちろん実銃を使い、ブランク(空砲)またはWAX弾を
使用しています。日本ではモデルガンとキャップ火薬、またはエアーソフトガン(以下ガスガンと略)と
プラスチック製のBB弾を使用します。競技は使用する弾薬とターゲット、撃ち方のスタイル等によって
いろいろな種目があります。日本ではモデルガンとキャップ火薬、バルーン(風船)ターゲットを使った「ブランク」競技、
ガスガンとプラスチック製BB弾、金属製のターゲットを使った「ワックス」競技を行っています。

シューターはホルスター(ガンベルト)に銃を収めシューティングラインに立ち「Shooter, Set.」の合図で
銃から手を離し、ランプが光るのを構えて待ちます。ランプが光ったらホルスターから銃を抜き、ターゲットもしくは
バルーンを撃ちます。ランプが光ると同時にタイマーがカウントを始め、ターゲットに弾が当たるかバルーンが
割れるとタイマーが止まります。この間のタイムの早さを競うわけです。1秒以内で勝負が決まります
(故に世界一速いスポーツといわれるのです)。早いシューターは0.2秒台で撃つことができます。
外すと1秒のペナルティが与えられます。これをふつう1種目5発〜7発撃ちそのトータルが少ない、
つまり正確で一番早いシューターが優勝となるわけです。

本場アメリカではローカルコンテストは毎週のように開かれ、世界大会は種目別に年に数回開催され
数多くのシューター達が競いあっています。

最近は日本でも各地でローカルコンテストが開かれるようになりましたが、その最高峰として
年1回"ALL JAPAN FAST DRAW CHAMPIONSHIP"が開催され、全国からトップクラスのシューター達が
参加しています。この大会は70年代からほぼ毎年行われてきた由緒ある大会ですが、
97年に前WFDA会長のCal Eilrich氏を迎え熊本で行われた大会から数えて、今大会は現体制における
11回目の大会となります。

今回の試合について
今大会での総合種目は、トラディショナル・スタイルによる「スタンディング・ブランク(S/B)」
「スタンディング・ワックス(S/W)」と「ダブル・ブランクス(D/B)」の3種目です。

「スタンディング・ブランク」とは、モデルガンとキャップ火薬を使い、バルーンターゲットを撃つ競技です。
今回は7発撃ちベスト5発のタイムを採ります。

「スタンディング・ワックス」とは、ガスガンとBB弾を使い、金属製のターゲットを撃つ競技です。
今回は8フィートの距離で7発撃ちベスト5発のタイムを採ります。ターゲットはシルエットターゲットを使用します。

「ダブル・ブランクス」は同じくモデルガンとキャップ火薬を使いますが、2個のバルーンターゲットを撃ちます。
今回は5セット(1セットにつき2発撃ちます)中ベスト3セットを採ります。
総合成績はこの3種目をポイント制にて計算し、算出します。

今年もオプションイベントとして支部対抗団体戦を実施します。
方法は昨年同様に1発勝負のElimination Styleですが、今回はサミングスタイル S/B 8"で行います。
4名が同時に撃ち、最もタイムの遅かった選手が抜けます。抜けたところは次の選手に入っていただき、
次の勝負をします。これを繰り返し、最後に選手が残った支部が優勝となります。但し、昨年と違い各支部からの
選抜人数が7名になるということと、たとえ2名(全員でも)がミスショットしても、やり直しではなく2名(全員)とも
負けになり抜けるということが前回との相違点です。各支部長は7名の選手を選んでいただきたいと思います。

※2つの支部が残った時点で片方若しくは両方のシューターが最終シューターの場合両者が
 ミスの場合やり直しとします。
▲Top